レシチン

レシチンは脳や脊髄、肝臓、卵黄など、植物では大豆や酵母などの種子に多く含まれる、「リン脂質」といわれる物質の一種である。リン脂質は、「複合脂質」と呼ばれるもののひとつで、60兆個もあるという私たちの細胞膜も、このリン脂質がずらっと並んだ構造をしている。リン脂質の一種であるレシチンは、いわば俗称で、化学的な正式名称は「ホスファジルコリン」という名前である。最初に卵黄から発見されたので、ギリシャ語で卵黄を意味するレキトスから、レシチンと命名された。レシチンのもっとも大きな特徴は、水と油を混合させ、分離しないよ


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